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人見るもよし!見ざるもよし!風を感じて歩く

更新日:4 時間前

年単位にわたる心理検査に関する研修を、3つ受け終えました。

ひとつは知能にまつわるもの。

ひとつは「心の理論」に関するもの。

そしてもうひとつは、深層心理をテーマにした内容でした。


身体という“かたちあるもの”の学びが続いていくのと同じように、

目には見えない“こころ”の学びも終わらないんだと、人生の残り時間とにらめっこしています。

地球を、世界をとりまく環境は日々進化しています。

教科書は年々厚みを増し、さまざまな学派が登場し、

立ち位置が変われば、解釈や見立てもまた無限に広がっていきます。


人という存在の、あまりに美しく不思議なありように、思わず心がひれ伏すような瞬間があります。


理性的で、合理的で、驚くほど精密な思考と行動。

けれど同時に、感情に揺れ、迷い、感じ、立ち止まりながら歩んでいく──。


そんな矛盾の中にこそ、人の神秘が宿っているように思います。


「いったい何のために、これほどの機能や記憶や力が備わっているのだろう」

そんな問いを胸に浮かべながら過ごす時間は、わたしにとって静かなよろこびです。


ふと庭に出てみれば、5月のやさしい光と風の中で、花たちが静かに揺れていました。

ラベンダーのいい香り!


「人見るもよし

人見ざるもよし

我は咲くなり」


心に置いてきたこの言葉に助けられたことを思い出します。苦しかったなあ、辛かったなあ、よく乗り越えてきたな、助けられたな、ひとりではないんだ。


この身体とともに、

わたしはこれから何をしよう。

誰に会おう。

どんな想いを抱いて、歩いていこう。


母の日、実母と義母へプレゼントを贈り、わたしはお花とサンダルを子どもたちから受けとりました。お母さんらしいこと、何もしていない未熟なお母さんに、ありがとう。


まだまだ、風を感じて歩いていく!



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