つむぎの森通信10月号をお届けします

〈「自分で頑張らなきゃ」を手放す。
ケアの始まり。〉
こんにちは。つむぎの森通信10月号をお届けします。
いつもつむぎの森通信をお読みいただき、ありがとうございます。
アロマセラピーやタッチケア、補完療法を通じて、日々のセルフケアについてもお伝えしてきました。
自分のケアをおこなうこと。心を込めて、自分へ関心を向けること。
その「自分に関心を向ける」ということ自体が、そもそものケアのはじまりだと感じています。
ただ、ふと立ち止まってみたとき、「自分で自分をケアしなければ」という思いが、かえって重荷になってしまうことはありませんか?
「セルフケアの自己完結」が、苦しくなるとき
私自身、この数年で大切な方を何人も見送り、自身の持病とも向き合うなかで、本当に多くの医療者やケアのプロの方々に助けられてきました。
また、心理士である私自身も、心身のコンディションを整えるため何年も定期的にカウンセリングを受け続けています。
「誰かの助けを借りること」と「自分で自分を大切にすること」。
このふたつはどちらかを選ぶものではなく、車の両輪です。けれど、順番やバランスを間違えてしまうと、心がすり減ってしまうことがあります。
臨床心理師の信田さよ子さんが、こんなことをおっしゃっていました。
「仕事や家庭、人間関係で消耗してもう自分一人ではどうにもならない。そんな状況で、回復することまで自己責任にするのは無理すぎる。他者からケアされるしかない。ケアは受動なんですよ」
この言葉に触れたとき、私の中で深くうなずくものがありました。
ケアは「受動」であっていい
これは、心理学における「社会的サポートのバッファリング仮説(Cohen & Wills, 1985)」とも重なります。
ストレスフルな出来事に直面した際、他者からの精神的・物質的な支援があることで、ストレス反応や不安が軽減される現象です。
誰かのサポートを受けることで「何とかなる」という安心感が生まれ、血圧の上昇やストレスホルモンの分泌といった身体的・心理的な反応が抑えらるという古典的な研究で広く知られました。
人間の情動調整には、自分ひとりで整える(self-regulation)だけでなく、誰かと一緒に整える(co-regulation)というプロセスが欠かせません。
「情動調整(感情や緊張を整えること)」には、実は2つの方法があります。
• セルフ(自分ひとりで整える)
self-regulation
深呼吸をする、アロマの香りをかぐなど。
元気なときや軽い疲れには有効ですが、限界まですり減っているときには機能しなくなります。
• コ(誰かと一緒に整える)
Co-regulation
安心できる人に話をきいてもらう、心地よいタッチケアを受けるなど。
「安全な他者の存在や温もり」を通じて、緊張した神経をやさしく緩めることです。
心が疲れきったとき、「自分で何とかしなきゃ」と一人で頑張るのは逆効果。
「誰かにケアしてもらうこと(受動)」は甘えではなく、人間が心身のバランスを取り戻すためにとても大切なプロセスなのです。
誰かにケアしてもらうことはセルフケアであるとも言えます。
つむぎの森へ心のからだの深呼吸にいらしてください
すべてを自分で抱え込みそうになったとき。
ただ誰かに話をきいてもらうこと。
心地よい香りに包まれること。
あたたかな手のぬくもりに触れること。
それだけでも、私たちの安心感や安全感は支えられ、明日へと向かう日常がゆっくりと動き出します。
どうかひとりで頑張りすぎないでくださいね。
あなたの心と体をほどきに、いつでも「つむぎの森」にお越しください。
楽しみにお待ちしています。
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12月のご予約の受付を開始しました。
お目にかかれますことを楽しみにしています!
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引き続き、つむぎの森通信をお楽しみください。
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〈2026年をラヴィングタッチで締めくくる練習会〉
日程未定ですが、今年を締めくくる12月くらいにラヴィングタッチ講座受講者を対象に、練習会を予定しています。
ラヴィングフィールドを共有し、ペアワーク、マハラジャタッチをしみじみと柔らかに行いたいと思います。
お待ちくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
季節の変わり目、ご自愛くださいませ。
こころとからだのケアルームつむぎの森






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