昨日は映画『ラストマイル』を観てきました。
久しぶりの映画館。
昔は断固、映画館で見る派だったのに、コロナパンデミック以来、足が遠のいていました。
でも、書籍でも映画でも音楽でも、基本スタンスは買って応援!
いのちを振り絞って創造し、世に出してくださった作者さんに敬意を表すには、買って、足を運んで応援に尽きますね。
コロナ禍では、贔屓にしていたお店もたくさん閉店してしまいました。
いつまでもあるわけではないことを実感しています。
久しぶりの映画館、どっぷりと堪能してきました。
映画についてはネタバレになるので語りませんが、本筋はさすが野木作品。働く、生きるを問いただす骨太な社会派でしたし、「アンナチュラル 」「MIU404」のメンバーの登場や米津玄師のエンディング曲にも歓喜しましたが、個人的にはシングルマザーの親子と、老いた父と子の何気ない日常に涙しました。
映画の内容にも少し関係するかもしれません。
嫌な記憶、古傷が疼いて苦しくなる記憶。
もう、いまはそこにいないのに、突然蘇り苦しめてくる記憶。
誰しもいくつかはそのような記憶をお持ちだと思います。
いのちの危険と結びつく感情体験であればその記憶はPTSDともなり、日常生活に影響を与えることもあります。
どんな記憶も消してしまえばよい、ということではありません。
注意深く取り扱う必要のある記憶、丁寧なケアが必要な記憶もあります。
今日は日本心理学会が提供してくださっている「嫌な記憶よ、さようなら」という資料をご紹介します。
スライドにまとまっていますので、セルフケアとしても活用いただけます。
最初は、「ちょっと嫌な記憶」からはじめてみてください。
もし、一人では難しいな、と思われたらつむぎの森でセラピストと一緒に「嫌な記憶」を忘却するワークを行うこともできます。
日本心理学会心理学ミュージアムより
Comments