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ホスピスでの支援とコミュニケーションアロマセラピー学会地方会

今日は日本アロマセラピー学会</a>の地方会が京都府立医大で行われ、

わたしも参加してきました!


日本アロマセラピー学会は、

アロマセラピーを医療の分野で正しく応用するため

臨床医を中心に組織された医師や看護師、助産婦、保健婦などの

医療従事者の全国的な研究団体です。

1997年、医療分野に正しいアロマセラピーを普及させることを目的に

発足した「メディカルアロマセラピー連絡会」が

同じ年の11月正式に「日本アロマセラピー学会」として

活動を開始したというから、もう設立8年になります。

学会に入会できるのは医療従事者のみなので

わたしのようにアロマセラピストは入会できません。

今日のプログラムは循環器・呼吸器・外科の一般病院での

アロマセラピーの導入の取り組みや、

統合医療におけるアロマセラピー実践例、

ホスピス・緩和ケアでのアロマセラピーについての一般演題と

大阪大学の永井教授による特別講演、

それに宮川明子さんによるメディカルアロマセラピーの

実技講習がありました。


ホスピスの演題発表はわたしの尊敬するアロマセラピストであり、

看護師でもある宮里文子さんでした。

緩和ケア病棟でのアロマセラピーの実践例と導入の方法についての

演題は短い時間でしたが、

緩和ケアで行われるアロマセラピートリートメントが、

これほどにも心身のリラクセーションや鎮痛、鎮静効果をもたらし、

タッチと香りによる非言語のコミュニケーションによって、

人生を振り返り、自らの存在意義について確認し、

また自己を大切に思う気持ちを包み込み、

死を否定することなく家族とのこころの交流に役立つということが

あらためて実感できました。


特別講演は、使用頻度のとても高い精油、

グレープフルーツとラベンダーの香りをかいだときの、

食欲とエネルギー代謝、体重に対する効果についての興味深いお話しでした。

2002年にHazeらが発表した、グレープフルーツの匂い刺激によって

自律神経に影響を与えることが示唆されるデータが報告されて以来、

日本でも、「痩せる香り」としてグレープフルーツが

マスコミや化粧品、雑誌などでも取り上げられることが多くなりました。

もともと体内時計についての研究を行っておられる永井教授は

さらにすすんで、グレープフルーツとラベンダーという2種の

香りの刺激による自律神経への影響の変化比較の研究を発表されました。


ラットへの実験結果では、確かにこの2種の香りの刺激は自律神経に

影響を与え、なんと体重にも関与していることが明らかになりつつあるそうです。

またラベンダーなどの香り刺激は、乱れた体内時計をリセットしてくれる

働きがあるのではないか、ともお話され、

体内時計のバランスの崩れが、病気やからだの不調を引き起こすのであれば

アロマセラピーの精油の香りをかぐことで

眠りにつきやすくなったり、自律神経のアンバランスを調整してくれる

作用の説明ができるのではないか、ともお話しされていました。


ちなみに体内時計を改善するのに一番有効な方法は

昼間は思いっきりからだを動かし、目から光を取り入れることだそうです。

メリハリのある生活、が大切なのですね。


宮川先生の実技は、からだの各部位ごとにとても丁寧に

手技を教えてくださいました。

骨盤が緩むときと、開くときにあわせた

リズミカルセラピーの考案者ということですが、

19年に及ぶ臨床例に根ざしたからだの見立ては

とても面白く、勉強させていただきました。


祇園祭直前の京都の町も良かったですよ。

鴨川沿いは床が出ていて、気持ちよさそうでした。

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