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こころ、からだ、いのちまるごとの幸せ♪

更新日:2020年1月14日

ホリスティック医学シンポジウムin大阪2019、無事終了!

手前味噌ですが、素晴らしいシンポジウムになりました。環境活動家と、精神科医とホスピス医師とフラダンサーと、瀬戸内寂聴さんの秘書さんが一堂に会するのです。圧巻でした!

ご来場くださったみなさま、本当にありがとうございました😊

あの空間、あの踊り、あの愛のまなざし、あの言葉、全てを共有できたことがただただ嬉しく幸せです💕






ラダックからお帰りになったばかりの環境活動家で文化人類学者の辻信一さんからはスローライフについての考察を伺いました。わたしもスローライフに憧れて、自給自足の真似事をしていた時期がありました。

今も実は、自宅で食べるのはほとんど無農薬無添加。手作りの生きた食べ物にこだわり、生活を出来るだけ小さくしようとしています。

辻先生のおはなしはスケールが大きく、今のわたしたちの小さな行動が、環境や未来につながると、優しく警鐘をならしてくださいました。

大きく、強く、発展することがよいことだと、いつしか私たちは洗脳され思わされているだけなのかもしれません、永遠に大きくなるものなんて、どこにもないのに。

自然界は成長を止めることを知っている。

スモールイズビューティフル。

小さなシンプルなところにとどまる。

足るを知ることの意味。人類の知恵。

そして「懐かしい未来」。

響きました。

「○○すぎる」と壊れてしまうものをもう一度、見直す必要があります。


やきつべの径診療所・児童精神科医の夏苅郁子先生からは、どれだけ苦しい日々があったとしても、「人は人を浴びてひとになる」ことを、教えていただきました。今回のシンポジウムにあたって、ぜひ、お招きしたいとずっと願っていた方でした。

精神を病む母の元で、虐待を受け、いじめを受け、生きる希望も望みもなく、薬物依存とリストカットでかろうじて生きのびてこられた壮絶な体験。

それでも、いま、精神科医として、また母として生きておられるのは、それまでに関わってこられたたくさんの方とのつながりだったのです。

心の病からの回復は「人生との和解」と、「善意の無関心」。

また家族・当事者・精神科医の貴重なご経験を土台に精神医療の問題に切り込んだ調査をされています。患者が精神科医師に望むことの1位と最下位の結果に、うーんとうなずきました。

夏苅先生の童女のような穏やかな笑顔が印象的でした。


淀川キリスト教病院名誉ホスピス長の柏木哲夫先生は、日本のホスピスの父ともいうべき方。わたしもスピリチュアルケアのいったんを担うものとして、尊敬申し上げている医師です。

2500人の死に寄り添い、「死にゆく人」と「生きているわたし」の対立関係でなく、「いつか、死にゆくわたし」の立場を貫いておられます。

生き様が死に様であり、「人生の実力者」に丁寧に光を当ててくださいました。「散らす生き方」を心がけようと誓いました。


瀬戸内寂聴さんの秘書で知られる瀬尾まなほさん。

66歳差のある寂聴さんとの生活から学んだ幸せになるコツを教えてくださいました!

まなほさんの屈託のない本音の会話が、寂聴さんの心をほぐし、お互いを高め合っておられる動画にも癒されました。おふたりでいる時の笑顔が本当に素敵💕


そして、古典フラのパフォーマンスをしてくださった、maluhiaさん。


会場にハワイの風が吹きました。




天と地をつなぎ、神のために踊るフラ。ハワイに伝わる叡智のご紹介とともに、フラ・カヒコを演じてくださいました。ハワイに傾倒し、毎年訪れていた時期があります。たくさんのフラを見ましたが、こんなに涙が流れるフラは初めてでした✨

フラは愛と祈りそのものでした。


ご登壇くださったみなさま、本当にありがとうございました😊



また司会を務めてくださった、我がアロマセラピーの恩師の相原由花先生。歯切れの良い、でも愛に溢れた言葉が講師の先生方と会場のみなさまをつなぎ、共感と理解を深めてくださいました。相原先生、ありがとうございました😊


2年に一度のホリスティックシンポジウムにわたしが運営に関わるのは9回目。

運営スタッフは、医師や看護師やセラピストばかり、みんなイベントは素人です。何時間も費やしてディスカッションして企画をし、講師の先生方にお手紙やメールを書き、前日まで何度もシュミレーションして、シンポジウムに臨みます。

看板の文字もご登壇者のお名前もスタッフの手書きだったのですよ、お気づきになられましたか?

みんな手弁当で、フルタイムの仕事をこなしながら、シンポジウムの開催に全力を尽くします。

「ホリスティック」哲学が、だれかの生きる力になること、来てくださった方の笑顔、そして打ち上げの清々しいビールを目指して!!

最高のチームワークでやりきった達成感でいっぱいです。






そして頭のなかでは、辻先生がパネルディスカッションでお話しくださった「星の王子様とバラ」のエピソードが、 いまもリフレインしています。


次回シンポジウムは2年後です。

また二ヶ月に一度の関西支部のフォーラムは12月です。どなたでもご参加いただけます。お気軽にお越しくださいね^ ^


改めてお世話になりましたみなさま、ありがとうございました!

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