昨日、関西アロマセラピストフォーラムの
第2回総会を無事、神戸の布引ハーブ園の
森のホールで開催いたしました!
やりきった!感でいっぱいで、
ゆうべは興奮していたのか、
遅くまで珍しく寝付けませんでした。
こんなことほとんどないのに・・・。
朝早く、準備のために会場に向うと
大雨と雷のために、なんと会場へ向う
唯一の交通手段のロープウエイが運転中止。
小一時間ロープウエィの駅でじっと待ち、
やっと運転再開というハプニングがありましたが、
開催時間のころには、問題なかったので、
胸をなでおろしました。
ロープウエイ、苦手なのです。
山も飛行機も好きですが、あの中途半端な高さが
だめなのですね。
総会には、つむぎの森のお客様もたくさん
きてくださっていました!
あのロープウエィにわざわざ乗ってきてくださっただけでも
感動なのに、
笑顔で励ましてくださったり、
お手伝いいただいたり、
可愛い浴衣できてくださったり。
なかには、たった20分のわたしの発表のために
遠いところから、
「はやしさんの講演が聞きたくて来ました!」という
方もいらして、胸がぎゅっと熱くなりました。
そして、舞台進行、設営、講演者といくつも
役割で走り回るわたしを気遣い、
そっと遠くから光を送ってくださっていた
みなさま。
本当に遠いところまで
お越しいただきありがとうございました。
舞台の上からみなさまのお顔を見つけ、
とてもとても嬉しくほっとしていました。
少ないスタッフで、手弁当で、
必死に、準備をしたのですが、
いたらないところ、不手際もあり、
申し訳ありませんでした。
今回の総会は「安全にアロマセラピーをおこなうために」を
テーマに、
昭和大学の青先生をメインの講師にお迎えしました。
そこで聞いたお話は衝撃の事実で・・。
青先生はIFA認定のアロマセラピストであり、
科学者であり、カウンセラーでもあり。
疑問を感じたり、興味を抱くと
とことん極めていかれます。
今回もわたしたちがアロマセラピーでよく用いる
精油の細胞毒性と、光毒性についての詳細な研究から、
わたしたちが教科書で学んだ知識が
いかに「根拠のないもの」であったかが
分かりました。
光毒性とは、ある精油を皮膚に塗布して、
光=紫外線にあたると、
皮膚刺激やダメージを引き起こすことをいいますが、
教科書で学んだ、光毒性の強い精油について
新たな視点と知識を得ることができました。
また濃度によっても細胞毒性や光毒性が変化すること、
たとえ光毒性が強い精油であっても
ある成分とブレンドすることで
ほぼ毒性のない状態に変わること。
安全だとされていた精油が
驚くほどの細胞毒性と光毒性を持っていることに
衝撃を受けました。
また低濃度の方が、光毒性が強くなる精油が
これほど多いことにも驚きました。
またKAF研究部顧問の神保先生からは
先日のKAFでの研究セミナーでおこなった
レモン精油についての研究結果を
まとめて発表していただきました。
アロマセラピストにとって大切なパートナーである
精油の禁忌や成分や薬理作用、肌への作用、
心身への影響や何が期待でき、何に気をつけなければならないか、
について最新の情報にアップデートし、
多角的にアンテナを張り巡らせることは
アロマセラピストにとっての義務です。
人の肌に触れるということ、
精油を用いることの責任について、
あらためて襟を正すきっかけになりました。
すべてのプログラムが終わっての帰り、
ロープウエイから空を眺めていると
神戸の花火大会の花火が・・・!!
よくがんばったね、と
ご褒美をいただいたような
幸せな気持ちで帰途に着きました。
ご協力いただいたすべてのみなさま、
お越しくださったみなさま、
本当にありがとうございました。
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