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執筆者の写真はやしひろこ

5年後の今日は

来月は出張セミナーが二つ入っています。

ひとつは小学校、ひとつは子育てサークル。


冬に小学校でセミナーをさせていただいたことが

ご縁で、近隣からお声がかかるようになりました。


毎日ケアルームで1対1で

お客様と向かいあうのとは

また別の、集団ならではの

会場の流れやエネルギーや喜びがあります。



今でこそ、もう何十回も講師として

お話させていただいていますが、

初めての講師デビューは忘れもしません。

京都での摂食障害フェスティバルでした。


来場者を対象に、アロマセラピーの基礎講座の

時間を受け持たせていただくことになりました。

当時は、アロマセラピーの学校の

研究科に属していましたので、

その仲間たちと時間を分担しました。


20~30人が集まってくださり、

最初の挨拶では足が震えました。

このときは、かねてからやってみたかった、

お見合い写真の実験を行い、

アロマセラピーの精油が人の印象に

どのように影響するのか、を確かめました。

とってもおもしろい結果でした。


震えながらも、話がすすむうちに

どんどん楽しくなり、

「研修、好きかも・・」と思ったのです。

初講師が終わったあと、興奮さめやらぬまま、

5年前のある日を思い出していました。



5年前、土地勘のない町で夫の社宅に住み、

町へ出るにも時間もお金もかかるところで

長男の子育てに追われていました。

すごく焦っていました。

このままでいいのかな、とか

何かしたい、社会の中で働きたいとか、

大人と話がしたい、とか。


小さな町の公民館で見つけたちらしにあった

「男女共同参画社会の実現に向けて」の言葉に

ひかれ、月に一度の講演会に参加することになりました。

託児つきのセミナーだったので、初めて子どもを預け、

後ろ髪を引かれながら、

毎月を楽しみにしていました。


ある日、大阪府知事選挙にも出馬された

藤木美奈子さんが講師としてこられました。

ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。

波乱万丈の数奇な運命をたどり、

たくさんの絶望と苦しみを乗り越えて、

今、本当にいきいきと働き、輝いておられました。

そのセミナーの中で藤木さんが言ったのです。


「この中にいる方で、

もしかしたら5年後には、受講者としてではなく

何かを発信し、講師として話す方が

おられるかもしれませんよ」


このときにはまだ、アロマセラピストになる、

などとは考えてもいませんでした。

もちろん、ずっと学び続けていましたし、

これまで行ってきた自然療法を生かした、

ヒーリングに関する仕事を

したいなあ、と漠然とイメージしていた

だけだったのです。


5年後には・・・


この言葉はもしかしたら

わたしの潜在意識にしっかりとはまり込み、

その後の人生の選択の場で

力を発揮していたのだと、今は思います。


だって、その摂食障害フェスでの講師デビューは

藤木さんのセミナーを受講して

ちょうど5年後だったのです♪


5年後、どんな未来を描きますか。

大風呂敷でもいいですよね。

わたしは○○○を思い描きます。


さて、5年後の今日は・・


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