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身体に響く妙なる調べ

五感を制限された世界へしばし、潜り込んでいました。


夢うつつの世界から目が覚めると

明るい光と圧倒的な太陽の暖かさ。


冬至。


時間だけはたっぷりあるので、

哲学者たちとの学びの場で出されている

禅の公案を何時間もかけて考えています。


わたしが花を見る

花がわたしを見る

わたしは花である


皮膚に触れることで心に触れるとは。

まなざしが、こころと身体に触れているとは。


発信体としての身体

受容体としての身体

互いの関係性の中に立ち現れる現実としての身体とは。


デカルトはいう

「我思う、故に我あり」


フランクルはいう

「我(神を)愛す、故に(神)あり」

愛は存在をどのように開示するのか。


明日はクリスマスイブ。

英語とハーブの師ベニシアはイギリス出身で、毎年クリスマスシーズンは特製のシュトーレンを用意してくださいました。


何ヶ月も前から、丁寧に仕込んで作るぎっしりとナッツとフルーツがつまっている贅沢なケーキ。

甘くて、一切れがずっしり重い。


ヨーロッパの冬には明るく晴れ渡る日はほとんどなく、陰鬱な冬の空に心が凍ること。

森の中で、森の人たちは凍る身体と心を温めてる必要があったと。

冬至やクリスマスは、太陽のエネルギーと光を恋焦がれる人々の祝福の特別なお祭りなんだと。


甘いシュトーレンと、薄いカップに注がれたダージリンティ、シューシューと音を立てる石油ストーブの暖かさに包まれる感覚が蘇ります。


妙なる調べを聞こう。

生々しい身体に耳を傾けよう。

世界が平和であることを全力で願って。

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