小さく生まれた赤ちゃんへのタッチケア レッスン。オンラインがメインになりつつありますが今日は訪問です。
電車を乗り継いで来ていただくのは負担が大きいので、去年からは初回は訪問、あとはオンラインで、という形が主流になってきています。
マスクに手袋に手洗いに手指消毒、と物々しい厳重体勢なので赤ちゃんに表情を見せることができないことが残念ですが、お母さんにお願いをして、豊かな表情と声を使っていただきます。これも練習が必要なのです。
マザリーズと言って、少し高いピッチの抑揚とリズムのある声を赤ちゃんは好みます。でもNICUで長く入院をしていると、周りに他の面会者がいたり、時間が限られていることもあり、赤ちゃん言葉で話しかけるには勇気が必要で、そのまま、退院をして赤ちゃんとの暮らしになっても、声のかけ方や触れ方がわからないというお母さんは多いです。
赤ちゃんにたいして、小さく、無力というイメージを抱いているかたも、ゆっくりと赤ちゃんを観察し、その動きの意味を一つ一つ確かめていくと、赤ちゃんからの働きかけやメッセージに気づいて、驚かれます。
お母さんの声と表情に反応する可愛い赤ちゃんを見て、とても嬉しそうなお母さん。
互いの相互作用で、もっと仲良くなるのです。
乳幼児へのタッチケア では歌とともに行うことが多く視覚と聴覚、触覚、前庭覚、固有覚への適切な刺激とともにこの世界の楽しさや遊ぶ喜びを、お母さんとお子さんが一緒になって共有できる優れたツールだと、毎回改めて感じます。
追記。次の日、初寝返りができたそうです!
タッチケア レッスンあるあるです^ ^
余談ですが、訪問したおうちが高校時代によく遊んだ友人の家の近くで、懐かしさでいっぱいでした。うん十年前のバレー部刈り上げカットのわたしや仲間の顔が浮かんできました😊
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