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執筆者の写真はやしひろこ

私たちの中心へ Stay Home Stay Loving

更新日:2020年12月4日

Covid-19(新型コロナウイルス)の感染拡大に伴う緊急事態宣言が大阪にも発令されました。

5月6日までの解除予定日までは、対面の施術や講座などすべてお休みにしています。


毎月、定期的に楽しみにしてくださっていた方や、

医療的ケアが必要なこどもたち、

発達相談を受けていた子どもたちなどにもこの期間はお会いできません。

どうされているだろう、呼吸は浅くなっておられないだろうか、

目に見えない恐怖のなかで、孤独を感じておられないだろうか。

毎日これまで出会ってくださったみなさま、これから出会うかた、

出会っていないけれど、同じ地球の上で暮らすいのちへの祈りの時間を

これまで以上に大切にするようになりました。

不要不急の時間こそが、文化であり、豊かさであったと気づきます。

先日の多重迷走神経理論(ポリヴェーガル理論)を提唱されたイリノイ大学の

ステファン・ポージェス博士のオンライン講義でも、

私たちの世代が初めて直面するこの危機に対して、

人との社会的な交流をとおして、高ぶった神経系をなだめることが得られなくなっていることに対して、

たとえオンラインであっても、わたしたちが恐怖や恐れの神経システムから、

安心と安全の神経システムへの移行をスムーズにサポートできることを

熱心に伝えていただきました。


遠隔ヒーリングを15年行っているので、その効果は十分に実感していますが、

ならば、やってみよう、実験してみようとzoomというテレビ電話会議ツールを利用した練習会を企画しました。


2人でも、3人でも・・と思っていたら、

午前と午後に分かれたラヴィングタッチケアの練習会と、クォンタムタッチの練習会へ、

延べにして70名近い懐かしい大好きなタッチケアラバーが、

北海道からも九州からも、集まってくださいました。


赤ちゃんもこどもたちも一緒に、

時々ヤギさんとうぐいすのさえずりも加わってのタッチケア♪

画面から、笑顔が見える!

声が聞こえる。


それだけで、ホーと力が抜けました。心が温まります。すごい、すごい。


covid 19の感染拡大によって生活や仕事や子育て環境などが大きく変わり、

自粛生活が続くなかで、

こうした文明の叡智を使って「場」を作り、

そのなかでまるで、リアルに出会っているような身体感覚を共有できる新たな能力が、

生まれつつあります。

いま、現在、獲得中の新しい能力を試すように、さまざまなワークを行いました。


画面越しでのまなざしと声のワークでは号泣する方が続出し、

画面に向かって手をあわせると、すーっと、内側が整い、

ふわふわした大地にしっかり根を下ろす感覚も感じることができました。


空間が同じではなくても、声のトーンやまなざしなどの生体情報から わたしたちは、「安全」と「安心」を感じることができるシステム「共同調整」が行われているのです。


青く美しい地球の上で、抗い、隔離し、戦うのではなく、covid19と共に生きる世界。

大切な人、大切なもの、大切な時間への新たな気づき。


外界の出来事や内面の心の動きに翻弄され疲弊し、

ぐるぐると知らない間に巻き込まれてしまうのか、

自分に立ち返り、あり方に目覚めた意識とともに行動して祈るのか、

わたしたちはどちらを選ぶこともできます。


圧倒的な愛の中で、こんなにも、穏やかに素直に呼吸できることへの感謝。

つながりの神経系は、zoomでもリアルと変わらず働くことも70人で実験できました。


医療職の方も多く、それぞれの立場でのcovid 19との向き合い方では、

報道とはまた異なる現場のリアルを共有することができました。


希望を胸に、口元には微笑みを、ガニガニと身体も動かし、今できることをできるように。


みなさん、ありがとうございました😊

次にお会いするときは、ぎゅ~とハグをしましょうね。



その日まで

stay home✨

stay loving💕


homeは、どこでもない、わたしたちの中心が休まる場所。

かけがえのない、じぶん自身でいられる場所へ。





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