心理支援研修。治療的関わりとは。

東京での4日間の研修に参加していました。

国主催の厳しいカリキュラムで連日9時間。

ハードでしたが会いたい人にも会え、

心地よい疲労感と頭フル回転で学び切った満足感とともに大阪へ帰ります。

今回の学びは、保険医療、児童・障害児者・高齢者福祉、教育や司法犯罪分野、産業労働分野の法規や制度、また精神医学と薬剤についての理解も、心理的支援とアセスメント、心理療法まで多岐にわたる範囲でした。

薄〜く表面をかすっただけだとしても、全体像のエッセンスを学ぶには充分でした。

分厚いお堅いテキストとスライドを厳格な時間の中で教えてくださる講師の先生方が、時折挟んでくださるエピソードからあふれる現場感と臨場感、厳しい現実の最前線で直面する問題を笑いとユーモアにまぶして提示され、静かな口調の中にも熱意が感じられ、「技法」の前に「あり方」や「人間力」なんだと、ぐいぐいとひきつけられました。

4日間でテキスト300ページと事例検討が20以上。他職種の方との事例検討が1番楽しい時間でした。

人間を生物モデルで捉える医学モデルが主流だったのはもう、ひと昔前のこと。心理領域でも生物ー心理ー社会モデルとwellーbeingの考えが徹底しています。

ホリスティックな人間観がアセスメントでも支援でも欠かせない視点になります。

たくさんの胸痛む事例検討の中で心に残ったのは、犯した罪だけに目を向けるのではなく、本人の特性や生育歴や環境も明らかにし、人間行動科学の専門家が関わり更生支援にあたる「治療的司法」が世界のトレンドだということ。数年前に聞いたオランダでは刑務所が減っているというニュース。これも罪の償いだけではなく支援を行うシステム「治療的司法」の視点から行われているのですね。

わたしが行なっているタッチケアやアロマケアが、全体の中でどんな位置にあるのか、どんな領域で、必要とされている方にしっかり届くためにどんな活動や発信が必要なのか、ゆっくり振り返り考える時間にもなりました。

ポイントが溜まっていたので、新幹線をグリーン車にグレードアップしました。足を伸ばしてのんびり身体を休めて帰ります^ ^

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