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執筆者の写真はやしひろこ

幸せのレッスン

2008年最後のつむぎの森の営業日。

可愛い小学生の女の子が、

トリートメントを受けるお母さんと一緒に

訪れてくれました。

退屈しないかな、

トリートメント中、ひとりになって大丈夫かな。

気になりながらも、

小さなお客様は大好き♪

トリートメント中はお母さんの様子が気になるのか、

そ~と足をしのばせ、音のないように

トリートメントのお部屋の扉を開け、

顔を覗かせる女の子。

お母さんであるお客様も、

いつものようなお話はできませんが、

母の顔をみせつつ、楽しんでおられます。


まるで「職場体験」のようなセッショになりましたが

ニコニコの笑顔で、ず~と見えなくなるまで手を振って

「また絶対来る!」と言ってくれた

小さなお客様を見送り、

今年一年に出会ったすべての方への

感謝の思いを味わいました。

心を込めてケアルームの大掃除をし、

お部屋の浄化とつむぎの森のスタッフである

植物たちの労をねぎらうと、充実感で満たされました。


みなさんにとって2008年はどんな1年でしたか?


わたしは毎年、その年の初めに、

漢字をひとつ選び、1年のテーマにしています。


2008年にメッセージとして受け取った言葉が


「遊」


でした。


遊ぶ!


なんて嬉しいメッセージでしょう。


病気をしていた何年も前、

絶望の中で、希望もなく、お金もなく、

友達もなく、ぼんやり天井を眺めていたあのころ、

わたしのこころは恐れでいっぱいでした。

失うことへの恐怖と、

まだ手にしていないものを手放すことへの恐怖。

世界は、悲しみと苦しみでいっぱいで、

小さなわたしは生きていくことができないと

考えていました。


ある日、恐れを手放せないまま、

瞑想を行い、

太陽に向かって手を合わせていたときのこと。

太陽の光が眉間からわたしのハートに飛び込んできました。

ずしりと質量を伴った、確かな感覚で、

一瞬のけぞりそうになりました。

光は、わたしのからだ全体を満たし、

体験したことのないような暖かさが広がりました。


そのとき、はっきりと感じたのは、


わたしは幸せになるために生まれてきた。

世界は喜びと遊びに満ちている。


というメッセージでした。


どんな人も、どんなときも、

わたしたちは幸福の中に存在し、

周りの環境や健康や富とは関係なく、

ただ、幸福でいることができるのだと

頭でっかちの理屈ではなく、「分かった」のです。


わたしたちは完璧に作られ、

最高のタイミングで

想像以上の恵みを与えられた存在。

幸福こそが本来の状態なのです。


そしてそのメッセージをわたしなりに

伝えるために選んだアロマセラピーは、

本来の幸福を感じるためのレッスンです。


わたしはアロマセラピーを、

ボディ&サイコ&スピリチュアルセラピーと

考えています。

感情の記憶を携えた細胞への優しいタッチは

これまでの人生の感情を解放し、

人生を見つめなおし、

行動を変え、変容を促します。

精油の香りと包み込むようなタッチは呼吸を深くし、

変性意識状態へといざなう脳波を出現させ、

深い瞑想状態に導きます。


抑圧された悲しみや怒り、

恐れ、不安、

インナーチャイルド、過去生ともに

タッチと香りと呼吸と

セラピストとの信頼関係、

愛とともに存在する「存在そのもの」に

からだの叡智が開かれ、

開放へのプロセスを安全にすすむことができます。


また大いなる存在につながり、

自分自身に深くコンタクトすることで

「無条件の愛」や「許し」を感じ、

幸福と愛に満たされます。


トリートメントの途中に、

感情が開放され嗚咽が始まることは

珍しいことではありません。


「アロマセラピーで、ここまで

深い感情の開放ができるのですね」


「つむぎの森のお部屋に入っただけで

心が軽くなるのはなぜなのでしょう」


「ただアロマセラピーを受けるだけだと

考えていたのに、

つむぎの森でアロマセラピーを受ける前と

受けてからのわたしはまったく別人のような

気がします。」


「アロマセラピーのあとは、

生きるのが楽しく、

知らない間に笑いがこみ上げてきます」


そんな嬉しい言葉とともに、

アロマセラピーの奥深さ、

優しさ、可能性を毎日感じています。


2009年も、ご縁のあるすべての方に

お会いできますように。


2009年、どんなメッセージがやってくるか、

とても楽しみです。2009年も「遊」がいいなあ。


どうぞ皆様、良いお年を!


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