幸せに生きるレッスン ホリスティックシンポジウム、10月6日です!

最終更新: 1月14日

いよいよ今週末10月6日、NPO法人日本ホリスティック医学協会関西支部の2年に一度のシンポジウムを大阪住道で開催します!まだまだお席、あります。どなたでもご参加いただけます。チケットご案内できますのでお問い合わせからご連絡くださいね^ ^





ホリスティック医学協会の活動は31年目に入りました。

今ではさほど珍しくない「ホリスティック」という概念を、最初に日本で伝える活動を非営利に始めたのが日本ホリスティック医学協会です。

目に見える物質としての「身体」には目に見えない「こころ」「情動」や「記憶」を内包し、身体機能は感覚からの知覚情報や感情と密接に関わります。

さらに身体と心を統合する微細なエネルギー活動を「いのち」と捉える、西洋医学的な綺麗に割り切れる機械的二元論とは異なる視点での人間観、あるいは生命観を、世に伝えてきました。


シンポジウムでは、さまざまな分野のスペシャリストをお招きして、多様な知識や考え方、視点などをわかりやすくお話いただきます。


理事役員もみんな手弁当で作り上げているシンポジウム。毎回、素晴らしい内容です!

一人でも多くの方とご一緒したいと考えています。


お子さんの運動会の雨天延期日の予定で参加を諦めていた方も、前日でも結構ですのでお声かけください^ ^


関西支部長で、彦根市立病院緩和ケア科部長の黒丸尊治医師が、今回のシンポジウムへの思いをシェアしてくださいました。

長文になりますが、お読みいただけると嬉しいです😊


以下、許可を得て引用します。


みなさんは、

何が人を幸せにするのか、

考えたことがありますか?


もちろん健康に恵まれ、

裕福で温かい家庭で育てば、

人は幸せだと感じられるかもしれません。


しかし現実はそうとは限りません。

何不自由ない生活を送りながらも、

非行や犯罪に走る人はたくさんいます。


逆に、小さい頃から大病を患ったり、

障がいを持っていたり、

さらには、経済的にも恵まれず、

両親がアルコール依存症だったり

暴力の絶えない家庭環境で育った人でも

今は幸せを感じている人もいます。


確かに辛い幼少期や学生時代を

不幸だと感じながら

過ごしている人はいるでしょうが、

だからといって、

それが本当に不幸だと

言い切れるのでしょうか。


今回、シンポジウムの演者の一人である

夏苅郁子先生がまさにその人です。


夏苅先生は、統合失調症の母親に育てられ、

そのことも影響してか

自分に全く自信が持てず、

自分は生きる価値がない人間だと思い込み、

常に死ぬことばかりを考えていました。


そんな思いで学生時代を過ごしていたので

自分自身も精神科に通う羽目に

なってしまいました。


医学部をめざし医者にはなったものの、

行くところがなく、

主治医だった精神科の教授から

「どこにも行くところがないなら、

うちにでも入るか」と誘ってもらい、

仕方なく精神科医になったとのことでした。


しかしその頃の彼女は、

薬物依存やアルコール依存、

過食と拒食をくり返し、

自殺未遂も2度しており、

患者さんから「先生、元気だしてね」と

逆に励まされる状態であり、

出口が全く見えない生活に

ほとほと疲れ切っていました。


そんな夏苅先生が、

教授の命令で地元のホスピスに

足を運ぶようになり、

それがきっかけで

柏木先生の存在を知りました。


大阪の淀川キリスト教病院で

ホスピス開設の準備をしていた柏木先生が

自分と同じ精神科医であることを知り、

この先生は死について

どう考えているのか知りたいという思いから、

純粋に柏木先生に会いたいと思ったそうです。


その思いが通じ、

3年間の間、月に1回大阪に通い、

柏木先生の回診につくことになりました。


このときホスピスで体験したことは、

医療のことだけにとどまらず、

人としての生き方についても

多くのことを学び、

それが彼女を救う

一つのきっかけになったことは確かです。


人が人を支えることの大切さや、

死により全てが失われても、

別の大きなものをもたらしてくれる。


夏苅先生の死に対する考え方は

ホスピスでの経験を通して

少しずつ変わっていったのでした。


夏苅先生が変わるきっかけを

作ったとも言える柏木先生も

今回のシンポジウムの演者の一人です。


夏苅先生にシンポジウムへの参加を

打診したところ、

柏木先生がいらっしゃるのであれば、

是非参加させて頂きますと

快諾して下さいました。


夏苅先生と柏木先生は30年ぶりに

シンポジウムで再会されることになります。

当日の講演も楽しみですが、

個人的にはお二人が控え室で

どのような話をされるのかにも興味があります。


一方の柏木先生はホスピス緩和ケアの世界では

知らない人はいない程の有名な先生です。

長年ホスピスの臨床に携わり、

患者さんの心に寄り添ったかかわりを

されていました。


ホスピスと言うと、入院患者さんのほぼすべてが

余命幾ばくもない死にゆく人であり、

また、それを見守る家族に悲しみやつらさは

想像に難くありません。


そんな患者さんや家族を

長年見続けてきた柏木先生だからこそわかる

“幸せのかたち”があると思います。


今回、柏木先生にシンポジウムの演者を

真っ先にお願いしたのは、

柏木先生であれば、

“死や悲しみ”と“幸せ”を

みごとにつなげ、融合し、

昇華させるような話をして下さるに

ちがいないと思ったからです。


講演を依頼した際、

「このテーマは面白いなあ~」と

しみじみと言って下さったのが印象的でした。

今からどんな話が聴けるのが、

楽しみで仕方ありません。


現代社会は早さや効率、便利さを

追求する傾向にありますが、

これが行き着く先はどこなのでしょうか。


早さや効率が重視される現代は、

インターネットが発達し、

手紙のやり取りといった

手間と時間のかかかる

非効率的で不便な通信手段は

次第に利用されなくなってきています。


そのため、手紙を待つゆとりや

人との情緒あるつながりは

今は失われつつあります。


また、新幹線の開発は

移動時間を大幅に縮小し、

日帰りでの出張を可能にしました。


しかしその一方で、現地で一泊し、

その土地の美味しい食べ物をゆっくりと味わう

楽しみやゆとりはなくなり、

かえって忙しさを増すことに

なってしまいました。


さらには、新幹線の開発に伴い、

多くの自然環境が破壊されるという問題も

無視できません。


今はAIが注目されていますが、

これも早さや便利さを追求するという点では

同じ方向に目が向けられており、

この流れは、

今後もますます加速されると思われます。


このように現代社会は

速さや便利さを獲得した代償として

心のつながりやゆとり、自然環境を

失ったとも言えます。


タイにはこんなことわざがあります。

「木々は大きな音を立てて倒れるが、

音をたてずに育つ」


確かに現代社会では、

気候変動や災害、テロの頻発、国際紛争など

あらゆるところで

「大きな木」が次々と倒れる音が聞こえます。


一方、「音をたてずに育っている木」もあります。

自然志向や健康志向、平和や公正さへの関心、

コミュニティへの関心、異文化への理解など

部分より全体、量より質、所有より共有、

結果より経験といったことを大切にする

考え方や活動の「木」が

様々なところで

「音をたてずに」育っているのです。


ただしこれらは、

現代社会のような急速な変化として

表れるものではなく、

ゆっくりと静かに進行する変化だと言えます。


医学の分野でもそうです。

薬や手術で

さっさと治そうとする西洋医学と、

自然治癒力や生活習慣の見直しといった

小さな変化の積み重ねによって

人が治り、癒されるという考え方の医学とでは

全く視点が異なります。


西洋医学が

ファーストメディスンだとするならば、

後者の医学はスローメディスンだと

言うことができます。


ちなみに私はスローメディスンを基本に据え、

必要に応じてファーストメディスンを

取り入れるというホリスティック医学を

大切にしています。


幸せについても同様なことが言えます。

便利さや効率を追求していく社会でも

幸せを感じることはできます。


でも、行き着く先には

ゆとりや穏やかさ、思いやり

自然とのつながりや共生といった

本来、幸せにとって大切な心の状態や

人や自然とのつながりが失われた社会に

本当の幸せはあるのでしょうか。


実は、この考え方は

環境=文化アクティビスの

辻信一さんが述べているところであり、

私も大いに賛成です。


10月6日(日)の大阪で開催される

ホリスティック医学シンポジウムin関西の

5人の演者の一人として辻信一さんも

およびしています。


他の4人の演者と全く異なる視点から

話が聴けるので、

今からとても楽しみです。


このシンポジウムには、もう一人

Yosei Maluhia辻さんもおよびしています。

ちなみに、辻信一さんと同じ辻さんですが、

二人は全く関係ありません。


今回のシンポジウムは講演ばかりが続くので、

少々「動」の要素も入れてはとの意見があり、

国際大会で過去2年連続準優勝をしている

Maluhia辻さんにフラダンスの

パフォーマンスとトークをお願いしました。


彼女も昔、うつ病や解離性障害を患い、

生きているのか死んでいるのか

わからないような日々に

もがき苦しんでいたという経験の持ち主です。


そんな彼女を救ったのが

レイキやヒーリングタッチという

エネルギー療法でした。


その研修をハワイ大学で受けた際、

フラ(ダンス)の師匠との

運命的な出会いがありました。


本来のフラは一般に知られているものよりも

ずっと精神的、神秘的で

スピリチュアルな存在です。


今では、従来の伝統を維持した古典フラと

観光客を楽しませるための現代フラがあり、

彼女が出会ったのが、

神への賛歌を起源とした古典フラだったのです。


当日は、普段は目にすることのない

古典フラも踊って頂けるとのことなので

その崇高で神聖なフラを楽しみにしています。


そんなわけで10月6日(日)に

大阪で開催されるシンポジウム

「Spiritual Happiness(ホリスティック幸福論)

~こころ、からだ、いのちを幸せにする方法」

に是非おいで下さい。


https://www.holistic-kansai.com/2019sympo/

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