台風15号で大きな被害を受けた千葉県館山市でのタッチケア活動に、リーフレットをお送りします。
タッチケアは、赤ちゃんからこどもたち、大人から高齢の方まで、年齢を問わず行うことができる「触れるケア」です。
アメリカのTouch Research Institute(タッチ研究所)のティファニー・フィールズ博士は、フロリダ州を襲ったハリケーン被害にあった小学生にタッチセラピー研究を行いました。
対象となった児童全員が、事前の心理調査でPTSD症状を示し、画用紙に描いたのは、打ちのめされたような自画像でした。そして、児童全員がPTSDであることに、このタッチセラピー研究が入るまで、大人は気づいていなかったのです。
タッチケアには、道具がいりません。
互いの信頼感のもと、「触れてほしい人」に「触れてほしいところ」を「心地よく感じる方法」で優しくタッチを行います。
時間も、タッチの圧もスピードも、タッチを受けるかたの希望を大切にします。
フィールズ博士の研究では、タッチセラピーを受けた児童は、PTSDの症状が和らぎ、描画も明るく力強く大きく変化しました^ ^
肌の境界線を尊重する、ラヴィングなタッチが、まなざしが、優しい声かけが、おからだと心の痛みを和らげ、ほっと呼吸ができる時間になりますように。
プロジェクトに賛同し、ご協力いただいたみなさまに感謝いたします。
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