今日は、小児病棟に入院している子どもへの、タッチケア活動の日でした。
この病院は市の中核病院として広く市民に高度急性期医療および小児医療を提供していることもあり、
日本各地から病気の子どもたちが治療に訪れます。
コロナ禍となり、また第7波の猛威によって、家族の面会時間も制限され、成長と発達時期である子どもたちは寂しく辛い日々が続きます。
そんな中でも、医療者や保育、教育、リハビリの病棟スタッフのみなさんが、病気の子どもたち、病気の子どもを持つご家族へできる限りのケアとサポートを提供するべく心を砕いてくださっています。
タッチケアについても、積極的に伝えてくださるおかげで、希望する方が絶えません。
治療や検査、食事や面会の時間、体調を考え、調整してくださることに感謝がつきません。
我が子の病気は、親御さんにとっても大きな意味を持ちます。
病状についての心配、今後の生活、痛みに耐える子を見る辛さ、経済的にも、肉体的にも精神的にも多くの負担を強いられ、代理の決断を迫られるのです。
タッチケアは、優しく肌に触れるケアです。
お子様と対話をしながら、許可をとり、遊びや楽しさという要素をまぶして、心地よい部位に優しく触れていきます。
触れることは触れられること。
柔らかさな手の温もり、まなざしと声で、お互いに触れる時間は、子どもたちの心にも、親御さんの心にも、希望の光をもたらします。
この病院の方ではありませんが、
先日12歳のお子様が脳出血となり入院をされた方からお問い合わせをいただきました。
どれだけ心を痛められたでしょう。
驚きと困惑のなか、入院治療中のタッチケアについてお問い合わせいただき、お子様の状態に合わせたタッチケアをお伝えしました。
入院治療中のタッチケアについて、お伝えしました。
無事に回復され、退院となったことを心から嬉しく思います。
お忙しい中、多くの方に届くようにと、このような素敵なメッセージにまとめてくださいました。
必要な方に届くことを願いご紹介させていただきます。
<そばにいて 今ここにある、 心と身体に触れる>
<そばにいて 今ここにある 痛みに寄り添う>
Hさん。ありがとうございました!
お嬢様のご回復、ご家族皆様のご健康を心から願いお祈りしています。
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母の私にできること
…入院治療中のタッチケア
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今日は、次女 あーたんが入院治療中のタッチケアについて綴ります。
最後までお付き合いください♪
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次女が𝟦月末に脳出血を発症し、入院治療が必要な状況となりました。
コロナ禍にもかかわらず、病院側の配慮で入院𝟤日目から私も付き添い出来ることになったのですが、娘の側にいられる事はもちろん、
\ 触れられる /
その安心感が私の中で大きかったです。
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入院治療中に私が実際行った𝖳𝗈𝗎𝖼𝗁は…
𓏸赤ちゃんの頃からやっている、セルフエスティーム𝖳𝗈𝗎𝖼𝗁。
(左脚に極軽度の麻痺があったので、脚は念入りに。血圧管理も必要な状況でしたが、血圧の安定を図るのにも有効でした。)
𓏸𝟤𝟦時間の点滴投与で点滴箇所が痛む為、痛みを緩和する𝖳𝗈𝗎𝖼𝗁。
𓏸環境の変化や運動不足からくる便秘で、腹痛や嘔気が出始めた為、便通を整える𝖳𝗈𝗎𝖼𝗁。
私のTouchの師匠である、札幌市H O C O R U Touch*サロン&スクール中島直子さん・大阪市ホリスティックケアルーム&スクールつむぎの森はやし ひろこさん にアドバイスを頂きながら、その時の症状に合わせた𝖳𝗈𝗎𝖼𝗁を施しました。
痛みがひどく触れることすら出来ない時は、
まなざしの𝖳𝗈𝗎𝖼𝗁や声の𝖳𝗈𝗎𝖼𝗁で…。
痛みや症状・困り事があった時に
〝 𝖳𝗈𝗎𝖼𝗁という私にできる事がある!〟
それは、母親である私にとって救いでもあり、
自信にもなりました。
\ 𝖳𝗈𝗎𝖼𝗁を知ってて良かった…。 /
入院中、何度思ったことか…。
*
そして、入院治療中の𝖳𝗈𝗎𝖼𝗁で私が強く思ったのは、
〝 𝖳𝗈𝗎𝖼𝗁は治すことが目的ではない 〟
ということ。
どうしたって目に見える効果を期待してしまうし、私が療育で𝖳𝗈𝗎𝖼𝗁を行っていた時に、そういう方向に傾倒してしまうことも度々ありました。
けど…
側にいて 今ここにある 心と体に触れる
側にいて 今ここにある 痛みに寄り添う
𝖳𝗈𝗎𝖼𝗁はただただ いのちへの感謝を伝えるもの・存在そのものへの尊さを伝えるもの
今日も生きていること・一緒にいられることって奇跡だから♡
その思いが𝖳𝗈𝗎𝖼𝗁を通してお互いの心を満たした時に、目に見える変化に繋がることを触れてきた子ども達から何度も教えられました。
生きているから触れられる。
今日も会えたね!ありがとう♡
我が子に、家族に、大切な人に…
どうぞ触れてください。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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