鴨川にかかる賀茂大橋から
紅葉に色づく北山を眺めるのが好き。
鴨川には近年中洲ができ、野鳥の天国になっているそうですが、
緑豊かな川を眺め、水鳥たちの遊ぶのを見るのが好き。
そして京都の町をじっと見守る要のような比叡山も。
来月にはもう雪化粧だろうなあ。
京都は寒さも格別。また住みたいなあといつも思います。
さて京都のクリニックでは、
わたしがアロマセラピストとしてもっとも尊敬している先輩の下で
主に診療所に通院する患者さまを対象に1時間の
枠でのアロマセラピートリートメントを提供しています。
1時間という限られた時間の枠のなかで、
コンサルテーションと精油の選択、足湯、アロマトリートメント、
フィードバック、次の方の準備、カルテの記入を行います。
最初はこの時間の流れに慣れるのに精一杯でしたが、
ようやく慣れ、常連さんのお顔も少しずつ覚えるようになりました。
難関は40分の施術時間内で、どれだけの満足を
感じていただけるか。
70分や90分あれば、どんなこともできます。
ここでは40分で全身を行います。
お客様の希望や主訴やおからだの状態を
短時間のうちに見極め、
トリートメントの手順や圧の流れを組み立てます。
また比較的高齢の方が多いので、施術後の足取りまでを考えます。
何人かのアロマセラピストの方と組んでいるので
チームでのアロマケアの場ともなり、
心地良い緊張感とともに、
セラピストがひとりのケアルームとはまた違う、
アロマの良さを確認できる
本当にかけがえのない大切な場所になっています。
セラピストさんが素晴らしいモチベーションの方ばかりです
その先輩セラピストさんが、昨日のクリニックでの様子と
わたしのデモンストレーションについて
ブログの記事にしくださいました。
<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/neoaroma/diary/200612010000/">「医療現場にホリスティックケアを広めたいナースの日記」</a>
です。
もしよければご覧くださいね。
40分の施術であっても
リハビリルームを改造した簡易ケアルームであっても、
病院の受付の電話の呼び出し音がひっきりなしに鳴っていても、
お隣の小学校から元気な子どもたちの声が聞こえてきても、
お客様は、こころからリラックスし、柔らかな表情になり、
毎回の施術の日を心待ちにしておられます。
月に6回の予約日は、常に予約でいっぱいで、
3ヶ月先までびっしりと埋まっています。
アロマセラピーの可能性はまだまだある。
医療の現場でも、町の小さな小さなケアルームでも
学校の片隅でも、老人施設でも、家庭の中でも。
その可能性やアロマセラピーがもたらす笑顔を
もっともっとからだで感じ、伝え続けていきます。
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