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執筆者の写真はやしひろこ

ロイヤルグリーンホジャリの澄み渡る香り

聖書には植物の香りを用いた記述がたくさんあります。

何千年もの間、香りや植物が人々の暮らしといのちを支え、生活を豊かにするなくてはならないものと知られていました。


キリスト・イエス様の誕生日のとき、良き徴(しるし)を告げる星を見て

東方の三博士が当時もっとも高価であった黄金とミルラ(没薬)とフランキンセンス(乳香)の献上品を携えて、生まれたばかりのイエス様の元を訪れたことも聖書には記され、イエス様は、フランキンセンスを選んだと伝えられています。

当時は、お茶碗いっぱいのフランキンセンスの香油は家を一軒買えるくらい価値のあるものでした。


20年以上、植物の香りとともに暮らしてきましたがフランキンセンス精油は大好きな香りのひとつ。

苦しみもがいた眠れぬ夜に何度助けられたことか。

そして、人生の岐路で立ち止まり、迷う人の心を優しく包み込む瞬間に何度立ち会ったことか。


樹脂から水蒸気蒸留されるフランキンセンス精油は、樹脂のグレードで香りも全く異なります。

これはフランキンセンスだけでなく、どの精油にも言えるのですが、産地と栽培方法、自然環境、蒸留のセンスの相乗効果で、深く響き合う美しい香りになるのです。

メディテーションや祈りの場で用いられるには理由があります。


フランキンセンス愛を届けてくださるアロマ仲間から、最高級のフランキンセンスが届きました。

左側の写真のフランキンセンスの樹脂をご覧ください〜!


ブルーグリーンの小さなロイヤルグリーンホジャリ。


こんなに透き通った樹脂は全体の1割もなく、形の良い大きくてきれいなものはスルタン(権威者)の元へ行くので市場にはあまり出てこないようです。


フランキンセンスの主な成分ボスウェリア酸は比重が重くて水蒸気蒸留法ではあまり抽出できず、原産国のオマーンなどでは、樹脂をガムのように口に含んだり、お水に溶かしたり、焚いて用いることの方が一般的。

(自己責任です。はやしは精油の飲用や直接塗布を薦めていません!)


わたしも、いろんなフランキンセンス樹脂や精油とお付き合いしてきましたが、ここまでグリーンに透き通るものは初めてです。


等級的には、

グリーン〜ブルーグリーン〜白〜茶色〜こげ茶に色が変わっていきます。


フランキンセンス精油の香りは呼吸器に良い成分を含みます。

香りもとっても新鮮。

澄み渡る草原のようなクリアな香りを早くみなさまと、分かち合いたいです。








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