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執筆者の写真はやしひろこ

セラピストの姿勢 骨盤

「セラピストの姿勢を見直すワークショップ」

に参加してきました。


今回は骨盤まわりが中心。

このワークショップでは、まず解剖生理から

始まります。


解剖生理はアロマセラピストの基本中の基本。

筋肉図や骨格図は頭にたたき込んでいる

つもりですが、

骨盤だけを、様々な角度から捉えた図を

何枚も何枚も参考にして、骨盤の形や

筋肉とのつながり、

各部の名称などを再確認します。

骨盤は腸骨、恥骨、坐骨からなる寛骨と

仙骨、尾骨などから成り立っています。

寛骨を形作るそれぞれの骨は恥骨結合、

仙腸関節で結合されています。

どの骨からどんな筋肉がついているのか、

どんな動きをすると、筋肉の収縮に変化が

あるのか。



今回は骨盤に触れる、感じるということで、

腸骨稜から上前腸骨稜へ少しずつ手でたどり、

恥骨から坐骨、小転子、大転子、下後腸骨棘、

仙骨、尾骨と触れていきます。

(小転子、大転子は骨盤ではありません、念のため)


触れるほうは、こんなところまで「いいの?」と

最初のうちはこわごわ。

触れられるほうは全く嫌な感じはなく、

普段触れることなどない、恥骨周辺部がとても

凝っていることに気づきました。


ただ、やさしく触れられているだけなのに

しっかりと緊張した筋肉が緩んでいくのは、

タッチの力はもちろんのこと、

一緒に学んでいこうという

熱意のある人々の中で、安心して身を任せて

いるからなのでしょうね。


セラピストのためのワークショップでは、

腰から足にかけての感覚を深めていきました。

アロマなどの施術時のストロークの

腕が、楽に伸び、可動域が広がりました。


トリートメント時の姿勢は

セラピストにとって重要です。

腰や肩、腕、首などをいためてしまうセラピストも

多いのは、無意識のからだの使い方が

大きな要因ですね。


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