top of page
執筆者の写真はやしひろこ

アロマセラピーの学術的研究研修開催

アロマセラピーは、

西洋医学を補完する療法として

欧米などでは少しずつ市民権を得ていますが、

日本においては、一部の病院などでアロマセラピーが

取り入れられてはいるものの、まだまだポピュラーとはいえません。


実際、アロマセラピー施設を併設するなどして

患者さまのQOLを高めたり、

心身の症状が顕著に改善されていたりとたくさんの実践事例があり、

最近ではアロマセラピー学会以外にも

アロマセラピーの医療の場での適用について

研究発表もされています。


アロマセラピーは植物の香りの心理的効果、

薬理作用を用いるのですが、

この薬理作用に着目するとエビデンスを出しやすいという側面があります。

(エビデンスとはある治療法がある病気・怪我・症状に効果があることを示す証拠、

検証結果のこと。)


つむぎの森のアロマセラピーは心理的スピリチュアル的な

アプローチが高いのですが、

薬理作用の効果も軽視することはできません。


長年の痔疾に悩む方がとても多いのですが、

あらゆる治療の手を尽くし、

あとは手術しかない、と医師に告げられ、落ち込んでいた方も、

薬理作用重視で選択した精油の優しい香りのブレンドオイルを

そっと塗っていたところ、痛みも出血などの症状もなくなり、

明るい表情で元気になったという方も実は少なくありません。


わたしたちは医師ではないので、

診断や処方をすることはできません。

セルフケアの範疇の中で、適切な精油を選択することになるのですが、

その効果には目をみはります。


これら精油の作用やアロマセラピーの効果を

学術的に研究調査し、

出てきた数値を検定にかけ、論文にまでまとめるための

基本的な知識についての講座を開講いたします。

これは理事をつとめていますNPO法人KAFの

研究部のセミナーですが、

第1回目を2月7日、8日に開催します。


臨床実践の場で活躍する

アロマセラピストの皆さんが日頃知りたかった、

アロマセラピーの研究計画のたて方、

実験方法や結果の評価法など

実践的なことと、嗅覚生理学について学びます。


第1回目のセミナーでは、

実際にレモン精油の香りについて先行研究を踏まえて、

短期的な心理・身体面の変化を測定し、

レモン精油に期待される生理学的作用を検討します。 


また、得られた結果から、結果のまとめ方、

考察の仕方など実践的手法を体験しながら学ぶ

ことを目的としています。



今年の学会発表を目指している方、

アロマセラピーの効果をもっと広い視点から伝えたいと

考えている方など、

初歩の初歩から丁寧に指導いたします。

ぜひ、ご参加くださいね。


Comments


bottom of page