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つむぎの森通信5月号

更新日:7月16日


つむぎの森通信5月号をお届けします。

皆さま、こんにちは。 つむぎの森のはやしです。

ゴールデンウィークを楽しんでおられる方もいらっしゃるでしょうか。

この時期の植物の輝き、光に向かって伸びる力にはいつも感動と勇気を与えられます。

新緑に芽吹いたラベンダーがケアルームのベランダを彩っています。


人の一生は「生老病死」という避けることのできないテーマがあります。

ある日突然の変化に戸惑い、これまでの価値観が大きく揺らぐとき、私たちは何を生きる土台にできるのでしょうか。

苦しみの中でトンネルにすっぽり入り込んだような感覚の中で、私たちは伸びていく道も未来も感じることができなくなります。

目は開いていても色は見えず、匂いもわからず、音もきこえなくなる。

そんなとき、頬を撫でる風、目に映る青葉、優しい花の香りに気づいたとき、今この瞬間の「自分自身」に気づくことができるのかもしれません。


■ 「ふれる」ことで、心と体がそっとつながりはじめる

HAND & ARM LOVING TOUCHCARE DAY1レポート


先月は「家族こども介護大切な方への手と腕へのタッチケアHAND & ARM LOVING TOUCHCARE」DAY1を開催しました。


この講座は、ただハンドマッサージの技術を学ぶ場ではありません。

「ふれる」という行為の奥にある意味を見つめ、自分自身や大切な人を慈しむ感覚を、ゆっくりと育てていく時間です。


初めてタッチケアに触れる方にも安心して参加していただけるよう、1日目は「ふれること」の基本から丁寧にひもといていきました。


最初にお伝えしたのは、ラヴィングタッチケアの大切なエッセンス

「Not Doing, Just Being」


何ができるか、何をしてあげるのか、というdoingの大切さの前に

「ただ、そのままの自分でそこに在る」ことを意味する言葉。


あたたかな手、やわらかなまなざし、静かな声、慈しみの想い。

そのすべてでふれるとき、言葉を越えて「大切に思っている」という感覚が、自然と伝わっていきます。


相手の領域にそっと敬意をもって入り、その人の内にある静かな輝きを感じる。

そんな時間は、ふれる人とふれられる人、どちらの内にもある力を、やさしく呼び覚ましていきます。


そして、そのあり方を整えるための実践が、ラヴィング「あいうえお」です。


ゆっくりと吐く呼吸に意識を向けること。

包み込むようなまなざし。

安心を伝えるやわらかな声のトーン。

自然とほころぶ表情。


そうした一つひとつが、神経系を穏やかに整え、安心や心地よさの感覚を、相手と響き合わせていきます。


私たちがほっとゆるみ、微笑むとき、その静かな安心は、ことばを使わなくても伝わっていくのですね。


DAY1では、自分自身にふれる「セルフタッチケア」も丁寧に行いました。


自分の手にそっと触れながら、

からだの緊張や、内側の感覚に耳を澄ませていく時間。


参加された方からは、こんな声が届きました。


「気づいたら涙があふれていました」

「青空や水の流れのような感覚でした」

「手のあたたかさで、心がやわらぎました」

「自分でふれるだけで、こんなに満たされることに驚きました」


自分にやさしくふれることは、

自分を大切に思う力を、静かに育てていきます。


「ふれる」ことは、一方通行ではなく、ふれながら、同時にふれられているというやさしい循環です。


その中で、自分を知り相手を知り、そして世界とのつながりも、少しずつ感じられていきます。


DAY1は、技術のその先にある、慈しみやあたたかさに出会う、静かで深い一日となりました。


みなさまもどうぞ、日々のなかで、ほんのひとときでもご自身の手に、そして大切な人の手に、やさしくふれてみてください。


その手の温かさは、あなた自身が持っている、最も身近な癒やしの力そのものです。

まずは自分の手に、あなたにとって大切なその手に。

優しく「ふれる」ことから始まる、穏やかな循環が広がっていきますように。


▪️ケアルームは7月のご予約の受付を開始しています。

皆様とお会いできます日を楽しみにしています。



皆さまの毎日が、爽やかな風と光に彩られていますように。


こころとからだのケアルームつむぎの森

はやしひろこ

 
 
 

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